
こんにちは。「しろまめさんちの日記」のしろまめです。
「そろそろ赤ちゃんがほしいな」と思っても、いざ“妊活”と聞くと、「具体的に何をするの?」「何から始めればいいか分からない」と感じる人も多いと思います。
私自身も最初は、“妊活=特別なことをする”イメージが強かったのですが、実際は「自分の体を知って整えること」から始まるんだなと実感しました。
今回は、これから妊活を始めたい方や基本的な知識を知りたい方に向けて、妊活の流れや私が実際にやっていることなどをまとめました。
人によって状況や体の状態が違うので、これが正解!というのはありませんが、悩んでいる方にとって少しでも参考になれば嬉しいです。
※私は専門家や医師ではありません。ここに書いていることはあくまで個人の経験や一般的な情報です。気になることがある場合は、必ず医療機関などで確認してくださいね。
妊活を始める前に知っておきたい基本のこと

妊活ってどんな活動?
妊活とは、妊娠しやすい体づくりを意識しながら、妊娠に向けた準備をすること。
いきなり病院に行くのももちろんOKですが、まずは自分の体や生理周期を知ることから始める人が多いです。
【妊活の基本の流れ】
1. 自分の体を知る(生理周期・排卵の把握)
2. 生活習慣を整える(睡眠・食事・ストレスケアなど)
3. 妊娠しやすいタイミングを意識して過ごす
4. 必要に応じて検査や治療を考える
生理周期について簡単に説明
妊娠のタイミングは、女性の生理周期と排卵のタイミングに深く関係しています。
【生理周期について】
生理周期とは、生理が始まった日から次の生理が始まる前日までの日数を指します。
平均的な周期は 約28日で、25〜38日が正常範囲とされています。
この生理周期は、大きく 4つの時期に分けて説明されます。
それぞれの期間でホルモンの分泌が変わり、体調や気分、肌の状態なども変化します。
【月経期】(生理中)
期間:1〜7日目くらい
子宮内膜がはがれて、経血として体外に出る時期。
【卵胞期】
期間:生理終了後〜7日前後まで(個人差あり)
卵巣で卵子(卵胞)が作られ、育っていきます。
子宮内膜が再び厚くなり、妊娠に備える準備が始まる。
【排卵期】(妊娠のチャンス期!)
期間:周期の中間あたり(例:28日周期なら14日前後)
成熟した卵子が卵巣から排出される時期。
おりものが増える(排卵のサイン)。
【黄体期】
期間:排卵後~次の月経開始まで、約14日間前後
子宮内膜が厚くなり、体温は高くなる。
体がむくみやすく、眠気・イライラ・肌荒れなどPMS(月経前症候群)が出やすい時期。
妊娠しやすい時期(タイミング)とは?

卵子は排卵後約24時間が受精可能な期間であり、最も受精確率が高いのは排卵後10時間です。
精子は射精後、約3~5日間受精可能です。
妊娠しやすい時期は、排卵日の4~5日前から排卵日当日までの数日間ですが、
上記の理由から特に妊娠確率が高いのは、排卵日の1~2日前です。
【排卵日の予測】
月経周期が28日周期の方であれば、月経(生理)開始からおおよそ14日後が目安になります。
この前後の数日間を意識してタイミングをとることで、妊娠の確率が高まります。
排卵日を予測してくれるアプリや計算サイト、排卵検査薬などもあり、自分の計算では不安という方は活用してみてください。
ただしこれはあくまでも目安で、ホルモンバランスや体調などによって前後します。
「排卵日は絶対この日!」とピンポイントで把握するのは難しい為、あくまで「この日あたりに排卵だな」と目安として活用するのがおすすめです。
妊活のステップを軽く紹介

1年ほど妊活しても妊娠に至らない場合や、年齢的にも早めに妊娠したいと考えている場合は、医療機関での検査や相談、不妊治療を検討してみるのも選択肢の一つです。
【治療の主なステップ】
・タイミング法:病院で排卵日を予測し、医師に指示された日にタイミングをとり、自然妊娠を目指す
・人工授精:排卵に合わせ、採精した精液を医師により子宮内に注入する方法
・体外受精:採卵した卵子と採精した精子を、体外で受精させて子宮に戻す方法
などがあります。
どこからスタートするかや、ステップアップの期間は夫婦や本人の年齢や体質、希望によって異なります。
私が実践中のこと
私の場合、まずは自然妊娠を目指して自分たちでできることから始めました。
【基礎体温を測る】
毎朝、起きる前に体温を測ってアプリに記録。
最初は面倒でしたが、慣れるとグラフで自分の周期が少しずつ見えてきて嬉しくなりました。
【生理周期をアプリで管理】
「排卵予測」や「体調メモ」がついているアプリを使って、 自分のリズムをざっくりつかむようにしていました。
あくまでも確認や目安として、自分の生理周期は大体これくらい、排卵日の予測の照らし合わせのような感じで使っています。
【自律神経やホルモンバランスを整える】
妊娠しやすい体を意識して、
・偏った食事にしない、健康的な食事を心がける
・睡眠不足にならないように努力
・ストレスをためないようにする
・適度に運動する
・体を冷やさない
を心がけています。
全て完璧にするのは不可能ですし、考えすぎたり制御しすぎるとストレスが溜まって逆効果なので、ふと思い出した時にできるものを実践したりと、ふわっとゆるくやっています。
もちろん、これで「妊娠できる確証」はないですが、「妊娠しやすくなってるはず」と前向きに思うことも大切なんじゃないかなと感じています。
まとめ

妊活は、自分の体を知り、自分に合った方法やできることから実践していくことが大切です。
どうしても焦ったり不安になってしまいますが、頑張りすぎず、時に休んだり気持ちを整えたりと、自分のペースで進めてくださいね。
私自身も「みんな同じように悩んで頑張ってるんだな」「ひとりじゃない」と思えるだけで気持ちが楽になります。
これから妊活を始める方や妊活中の方にとって、この記事が少しでも役立ったり、前向きになれるものになれたら嬉しいです。
(※この記事に記載している内容は、あくまで私自身の経験や一般的な知識をまとめたものです。気になることがある方は、必ず医師や専門機関で相談してくださいね。)
